空手において、パワーの育成は不可欠です。
体重を重くするために、ウェイトトレーニングをする。
その際も、ただ漫然とした重量アップの仕方ではなく、ハイパワーよりのミドルパワーが必要ということでした。
攻撃1発1発の重さをアップしながら、それでいてスタミナを養成するトレーニングをすることが必要なのです。
1発1発が重いだけでなく、スタミナをアップさせることでないと意味がないということですね。
具体的な方法は…、
・ダンベルをもってシャドートレーニングをする(もちろんフルパワーで技を繰り出す)。
・アンクルウェイトをつけてシャドートレーニングをする。
・ウェイトトレーニングの際、自分が1発だけあげれる最重量の重さの80%の重さを、時間を決めて、その中で何回挙げれるかを測る(例えば1分間で何回挙げれるかを測る)。そして次はそれ以上の回数を挙げれるように意識して行う。
こんな感じですかね。
また、フランシスコ.フィリォ(第7回世界大会.松井派優勝)はチューブトレーニングをおこない、木山仁(第8回世界大会.松井派優勝)は砲丸投げでハイパワーを養成していたことは有名です。

これらを日々のトレーニングに取り入れるのです。
どのような割合、週何回すべきかといったことは、日々おこなったうえで、模索していくことをお勧めします。
ダンベルやアンクルウェイトでのシャドーにしろ、自分のマックスのウェイトの8割の重さで何回挙げれたか、といったことはきちんと記録しておくことは必要です。

人の記憶力などあてになりませんし、次のステップアップにはこれまで何キロ挙げれたかといったことすら、日々の学業や仕事の忙しさで忘れてしまうのですから、次のステップを踏むためには必ず記録しておきましょう。
忘れてはならないのは、こういったハードなトレーニングをしたら、いや日々の中でも同じように食事をきちんとバランスよく摂り、そしてサプリも日々きちんと摂らないと養成した意味がないということですね。
以下のページを見て、これにかなうように実行してほしいものです。
↓
※サプリ摂取のタイミング表
http://karatemen.grupo.jp/free1981252
ハードなトレーニングをして、体が張り、快感にはなりますが、それだけで満足しては困ります。
必ずサプリと食物を摂ることできちんとパワーアップが叶うのです。

このハイパワー寄りのミドルパワーのトレーニングをした後に、素手素足でシャドーを行うと、かなり身が軽くなったような気になります。
それが目的ですね。
いつもきつい状況を身体に覚えさすことで、素手素足になった状態で最大限の力を発揮することができる。
基本稽古や、移動稽古でわざときつい状況を身体に覚えさすことで、普段の姿勢で最大限の力で攻撃を出すことが叶う、というのもやはり同じですね。

そのことの共通点を見出すことができたら、これに勝る喜びはありません。
今回はこれにて終了いたします。
●弊社おすすめの冊子は以下です。
興味ある方はどうぞ!
↓
http://karate-rush.info/index.html
では失礼いたします。

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その際も、ただ漫然とした重量アップの仕方ではなく、ハイパワーよりのミドルパワーが必要ということでした。
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1発1発が重いだけでなく、スタミナをアップさせることでないと意味がないということですね。
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・ウェイトトレーニングの際、自分が1発だけあげれる最重量の重さの80%の重さを、時間を決めて、その中で何回挙げれるかを測る(例えば1分間で何回挙げれるかを測る)。そして次はそれ以上の回数を挙げれるように意識して行う。
こんな感じですかね。
また、フランシスコ.フィリォ(第7回世界大会.松井派優勝)はチューブトレーニングをおこない、木山仁(第8回世界大会.松井派優勝)は砲丸投げでハイパワーを養成していたことは有名です。

これらを日々のトレーニングに取り入れるのです。
どのような割合、週何回すべきかといったことは、日々おこなったうえで、模索していくことをお勧めします。
ダンベルやアンクルウェイトでのシャドーにしろ、自分のマックスのウェイトの8割の重さで何回挙げれたか、といったことはきちんと記録しておくことは必要です。

人の記憶力などあてになりませんし、次のステップアップにはこれまで何キロ挙げれたかといったことすら、日々の学業や仕事の忙しさで忘れてしまうのですから、次のステップを踏むためには必ず記録しておきましょう。
忘れてはならないのは、こういったハードなトレーニングをしたら、いや日々の中でも同じように食事をきちんとバランスよく摂り、そしてサプリも日々きちんと摂らないと養成した意味がないということですね。
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それが目的ですね。
いつもきつい状況を身体に覚えさすことで、素手素足になった状態で最大限の力を発揮することができる。
基本稽古や、移動稽古でわざときつい状況を身体に覚えさすことで、普段の姿勢で最大限の力で攻撃を出すことが叶う、というのもやはり同じですね。

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前回は、極真会館(松井派)のオールアメリカン大会で2回も優勝したアントニオ.セトゥを引き合いに出して、強豪のように強くなりたかったら、その強豪の内情のすべてをまねをしろということを話しました。
ハイパワー寄りのミドルパワーの養成をすることが王道であるということですね。
95年の世界大会が行われるに際し、フランシスコ.フィリォ(ブラジル)の驚異のほどが雑誌で喧伝されていました。
しかし、日本の救世主であった数見肇が、準決勝でフィリォに勝ったことで杞憂に終わったのですが、その後、そのフィリォの普段のトレーニングメニューが格闘技雑誌で載せられるようにもなりました。

数見肇 VS フランシスコ.フィリォ(95年世界大会)
それで一番注目を浴びたのが、「チューブトレーニング」ですね。
これをすれば、そりゃ強くなるわ!と思った人も大勢いたでしょう。
そこで、これに感動した小笠原和彦支部長(当時、城西吉祥寺支部)は、自分の道場にもチューブトレーニングのオブジェを取り入れたと聞きました。
しかし、それが日本全国に大きなうねりとなるようなことはなかったですね。
私も、「数見がフィリォを破ったんだし、別にしなくてもいいだろう…」などと思ってました(笑)。

チューブトレーニング(フランシスコ.フィリォ)
しかし、それではいけないですね。
その王道の方法を続けることで、その4年後、フィリォは数見選手を今度は決勝で試し割判定で破り見事優勝するのですね。
もう1度確認しておいてもらうために、以下のページを見てもらいたいですね。
↓
http://karatemen.grupo.jp/free2566937
やはり、こういうことをすることで盤石の強さを得ることができる、ということですね。
確かに、こういったハイパワー寄りのミドルパワーを養成しなくても合同稽古後に、体は張ります。
汗もかきます。
息も上がります。
しかしこういったことだけで満足してもらっては困ります。
ハイパワー寄りのミドルパワーをしてきた人と比べると、自覚レベルは一緒でも、負荷そのもののレベルは違うのです。
まるで違うのです。
前もって、今日の稽古の後の自主練ではこういうことをするぞ、トレーニングではこういうことをするぞ、と紙に書いておく、あるいはスマホに書いておく。
それで実際に頭のなかに記憶させて、それで実行することが重要なのですね。

合同稽古の後には大抵の人は帰宅してしまいます。
それに流されて自分も帰ってしまうのでは強くなれないです。
毅然と自主練をこなすのが大切です。
別に帰ったことで、咎められるわけでもないし、体に痛みが走るわけでもないです(笑)
しかし、そのことで毅然と自主練をこなしてきた人とは差がついてしまうのは必然です。
知らぬ間にそういう事態が進行してしまうのが、こういった個人競技の恐ろしいところですね。
自分の頭にインプットして、それを敢然とこなす、そういう姿勢が最も大事でしょうね。
ウェイトトレーニングも同様ですね。
ただ漫然と重量をあげることだけに意識を特化していては、ハイパワー寄りのミドルパワーの養成という王道の方法をこなしてきた人にはかなわないのです。
そこを意識していきましょう。
こういった王道の方法を詰めた冊子が以下になります。
興味ある方は以下よりどうぞ!
↓
http://karate-rush.info/index.html
では今回はこれにて終了いたします。
ありがとうございました。





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95年の世界大会が行われるに際し、フランシスコ.フィリォ(ブラジル)の驚異のほどが雑誌で喧伝されていました。
しかし、日本の救世主であった数見肇が、準決勝でフィリォに勝ったことで杞憂に終わったのですが、その後、そのフィリォの普段のトレーニングメニューが格闘技雑誌で載せられるようにもなりました。

数見肇 VS フランシスコ.フィリォ(95年世界大会)
それで一番注目を浴びたのが、「チューブトレーニング」ですね。
これをすれば、そりゃ強くなるわ!と思った人も大勢いたでしょう。
そこで、これに感動した小笠原和彦支部長(当時、城西吉祥寺支部)は、自分の道場にもチューブトレーニングのオブジェを取り入れたと聞きました。
しかし、それが日本全国に大きなうねりとなるようなことはなかったですね。
私も、「数見がフィリォを破ったんだし、別にしなくてもいいだろう…」などと思ってました(笑)。

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しかし、それではいけないですね。
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ハイパワー寄りのミドルパワーをしてきた人と比べると、自覚レベルは一緒でも、負荷そのもののレベルは違うのです。
まるで違うのです。
前もって、今日の稽古の後の自主練ではこういうことをするぞ、トレーニングではこういうことをするぞ、と紙に書いておく、あるいはスマホに書いておく。
それで実際に頭のなかに記憶させて、それで実行することが重要なのですね。

合同稽古の後には大抵の人は帰宅してしまいます。
それに流されて自分も帰ってしまうのでは強くなれないです。
毅然と自主練をこなすのが大切です。
別に帰ったことで、咎められるわけでもないし、体に痛みが走るわけでもないです(笑)
しかし、そのことで毅然と自主練をこなしてきた人とは差がついてしまうのは必然です。
知らぬ間にそういう事態が進行してしまうのが、こういった個人競技の恐ろしいところですね。
自分の頭にインプットして、それを敢然とこなす、そういう姿勢が最も大事でしょうね。
ウェイトトレーニングも同様ですね。
ただ漫然と重量をあげることだけに意識を特化していては、ハイパワー寄りのミドルパワーの養成という王道の方法をこなしてきた人にはかなわないのです。
そこを意識していきましょう。
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さて、今年も極真空手の世界大会が開催されます。
毎年、世界大会は新極真会も極真会館(松井派)も東京体育館で開催されていましたが、来年のオリンピックに向けて大型な増改築をおこなっているがゆえに、ここでの開催は無理になってしまったようですね。
両派とも、武蔵野の森スポーツプラザで行われるようです。
新極真会は9~10日に、極真会館(松井派)は22~24日に行われるようです。
これまで、新極真会は2日間の開催で、極真会館(松井派)は3日間の開催でした。
しかし、今年、前者は男子の出場選手が161人、後者は166人となりました。

新極真会の場合は、やはり加入国が増えてしかも入門者も同時に増えているがゆえに、世界大会にエントリーする人も毎回増えていますね。
しかし、アウト(=脱落者、脱退者)が多いがゆえに、毎回エントリーしていく人が減っているのでしょうか?
そこの事情はよく分からないですが、こんなに出場者が拮抗しているのなら、後者も2日間での開催にしたほうが良いと思われてならないですね(笑)。
両派とも、日本人が優勝できるかが焦点になっていますが、前者は、2年前に行われた世界ウェイト制大会において、7階級で日本人が優勝できたことですし、それに全日本大会に海外の最有力候補の選手がエントリーしたもののベスト8入りで終わってしまいました。
しかし、このことだけでは予断を許さないでしょう。
これまで、新極真会の世界大会において外国人選手が2たび決勝に進出しましたからね。
これを心赴くまでじっくりと見守っていきたいと思います。
しかし後者の場合は、かなり危険要素があることは間違いないですね。

3回連続して外国人の世界大会優勝者が出ているということもさることながら、昨年の全日本大会において、日本人選手が4人しかベスト8入りしなかったということも同様に、今年の全日本ウェイト制大会においても重量級ではベスト4が全員外国人選手だという。
それでも、こういった危機的な状況の中で、起死回生の日本人の活躍で王座奪取できたという歴史もあることですので、この大会においても日本人の活躍を期待していきたいと思います。
しかし、また新たなる脅威が生まれました。
今年のオールアメリカン大会において、フランス人選手であるアントニオ.セトゥが優勝しました。

(左がアントニオ)
彼は2度目の優勝になります。
しかし、これだけの昨今のロシアン旋風の吹き荒れる中で、無警戒であった国であるフランスからまた未知の可能性にあふれた選手が出現したのは驚きでもあり、また興味深いことでもありますね。
こんな感慨を抱いたのは、4年前の世界大会でも同様でした。
まったくノーマークであったフランス人選手であったジマ.ベルコジャがあれよこれよという間に、ロシア人や日本人選手を打ち破り決勝に上がり、見事準優勝になったのですから興味深くなりました。
どうしてこんなことが可能になったのか、という思いにならざるを得なかったのですね。
彼の故国フランスでの練習風景がテレビで流されていましたが、やはり王道の練習方法をしていたのがわかりました。
「ハイパワー寄りのミドルパワー」の養成をしていたのですね。
空手は、一発一発の攻撃力を高めるのと同時に、3分2分2分の中で継続して攻撃力をつける訓練をしなくてはならない、ということですね。
そのためには、攻撃を繰り出す方向とは反対のほうから抗すように攻撃を出す訓練をする必要があるということですね。
これではわかりにくいでしょうが、要するにダンベルをもってシャドーをおこなう。
アンクルウェイトを脚につけてシャドーをおこなう。
そしてジマのようにチューブを壁に固定しながら、それを正反対の方向へ引っ張りながらサンドバッグトレーニングをする、ということですね。
このトレーニングをすることで、空手に必要な筋肉を養成し、スタミナもつけることができるということですね。

ジマ.ベルコジャ(フランス)
※以下、そのパワーの育成例をご覧ください。
世界大会で活躍してきた人たちの例です。
↓
http://karatemen.grupo.jp/free2566937
空手は、テクニックなんだ、コンビネーションなんだ、という誤った認識でいると、こういうトレーニングをすることの重要性を認識することはできませんし、ましてや強さを身に着けることもできないまま終わってしまいます。
ある強豪が某国、あるいは某支部に現れたとする。
そして自分もその人と同じように強くなりたいと思い、その国なり支部に移籍する。
そして、その支部で行われていることは自分の支部でされていたこととは違うことを発見する。
この稽古が王道なんだと思い、そこの道場稽古にだけいそしむ、というのでは強くはなれません。
その強豪にしていたメニュー、そしてその重要性、その賭ける時間、その精神の内容までも理解して取り組まないことには万全の強さを得ることはかないません。
やはり、アントニオは、ジマのトレーニング内容までもきっちり把握して日々稽古に、トレーニングに励んだのでしょう。
ゆえに、ロシアはじめ世界の強豪が出場したオールアメリカンで優勝したのでしょう。
決勝で当たったアショット.ザリアン(ロシア)は前回の世界大会でベスト8入りした選手で、その選手を破ったのですから天晴でしょう。

左がアショット.ザリアン
オールアメリカンは、これまでの世界大会で優勝したエウェルトン.テイシェイラ(ブラジル)やザハリ.ダミヤノフ(ブルガリア)が優勝し、それをステップにして世界大会でも優勝した、要するに登竜門的なニュアンスを持つ大会でもあります。
それに優勝したのですから今大会で、アントニオ.セトゥの活躍は大いに注目すべきでしょう。
今回はこれにて終了いたします。
●今回のブログで、ポンと手を打って頷けた人にはうってつけの冊子がこちらです。
発売から9年たっていますがいまだ売れています。
興味ある方はどうぞ!
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http://karate-rush.info/index.html
ではこれにて失礼いたします。
ありがとうございました。





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毎年、世界大会は新極真会も極真会館(松井派)も東京体育館で開催されていましたが、来年のオリンピックに向けて大型な増改築をおこなっているがゆえに、ここでの開催は無理になってしまったようですね。
両派とも、武蔵野の森スポーツプラザで行われるようです。
新極真会は9~10日に、極真会館(松井派)は22~24日に行われるようです。
これまで、新極真会は2日間の開催で、極真会館(松井派)は3日間の開催でした。
しかし、今年、前者は男子の出場選手が161人、後者は166人となりました。

新極真会の場合は、やはり加入国が増えてしかも入門者も同時に増えているがゆえに、世界大会にエントリーする人も毎回増えていますね。
しかし、アウト(=脱落者、脱退者)が多いがゆえに、毎回エントリーしていく人が減っているのでしょうか?
そこの事情はよく分からないですが、こんなに出場者が拮抗しているのなら、後者も2日間での開催にしたほうが良いと思われてならないですね(笑)。
両派とも、日本人が優勝できるかが焦点になっていますが、前者は、2年前に行われた世界ウェイト制大会において、7階級で日本人が優勝できたことですし、それに全日本大会に海外の最有力候補の選手がエントリーしたもののベスト8入りで終わってしまいました。
しかし、このことだけでは予断を許さないでしょう。
これまで、新極真会の世界大会において外国人選手が2たび決勝に進出しましたからね。
これを心赴くまでじっくりと見守っていきたいと思います。
しかし後者の場合は、かなり危険要素があることは間違いないですね。

3回連続して外国人の世界大会優勝者が出ているということもさることながら、昨年の全日本大会において、日本人選手が4人しかベスト8入りしなかったということも同様に、今年の全日本ウェイト制大会においても重量級ではベスト4が全員外国人選手だという。
それでも、こういった危機的な状況の中で、起死回生の日本人の活躍で王座奪取できたという歴史もあることですので、この大会においても日本人の活躍を期待していきたいと思います。
しかし、また新たなる脅威が生まれました。
今年のオールアメリカン大会において、フランス人選手であるアントニオ.セトゥが優勝しました。

(左がアントニオ)
彼は2度目の優勝になります。
しかし、これだけの昨今のロシアン旋風の吹き荒れる中で、無警戒であった国であるフランスからまた未知の可能性にあふれた選手が出現したのは驚きでもあり、また興味深いことでもありますね。
こんな感慨を抱いたのは、4年前の世界大会でも同様でした。
まったくノーマークであったフランス人選手であったジマ.ベルコジャがあれよこれよという間に、ロシア人や日本人選手を打ち破り決勝に上がり、見事準優勝になったのですから興味深くなりました。
どうしてこんなことが可能になったのか、という思いにならざるを得なかったのですね。
彼の故国フランスでの練習風景がテレビで流されていましたが、やはり王道の練習方法をしていたのがわかりました。
「ハイパワー寄りのミドルパワー」の養成をしていたのですね。
空手は、一発一発の攻撃力を高めるのと同時に、3分2分2分の中で継続して攻撃力をつける訓練をしなくてはならない、ということですね。
そのためには、攻撃を繰り出す方向とは反対のほうから抗すように攻撃を出す訓練をする必要があるということですね。
これではわかりにくいでしょうが、要するにダンベルをもってシャドーをおこなう。
アンクルウェイトを脚につけてシャドーをおこなう。
そしてジマのようにチューブを壁に固定しながら、それを正反対の方向へ引っ張りながらサンドバッグトレーニングをする、ということですね。
このトレーニングをすることで、空手に必要な筋肉を養成し、スタミナもつけることができるということですね。

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ある強豪が某国、あるいは某支部に現れたとする。
そして自分もその人と同じように強くなりたいと思い、その国なり支部に移籍する。
そして、その支部で行われていることは自分の支部でされていたこととは違うことを発見する。
この稽古が王道なんだと思い、そこの道場稽古にだけいそしむ、というのでは強くはなれません。
その強豪にしていたメニュー、そしてその重要性、その賭ける時間、その精神の内容までも理解して取り組まないことには万全の強さを得ることはかないません。
やはり、アントニオは、ジマのトレーニング内容までもきっちり把握して日々稽古に、トレーニングに励んだのでしょう。
ゆえに、ロシアはじめ世界の強豪が出場したオールアメリカンで優勝したのでしょう。
決勝で当たったアショット.ザリアン(ロシア)は前回の世界大会でベスト8入りした選手で、その選手を破ったのですから天晴でしょう。

左がアショット.ザリアン
オールアメリカンは、これまでの世界大会で優勝したエウェルトン.テイシェイラ(ブラジル)やザハリ.ダミヤノフ(ブルガリア)が優勝し、それをステップにして世界大会でも優勝した、要するに登竜門的なニュアンスを持つ大会でもあります。
それに優勝したのですから今大会で、アントニオ.セトゥの活躍は大いに注目すべきでしょう。
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