アミノ酸の桶理論とは?

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「アミノ酸スコア100」と表記されたプロテインをよく見かける。

アミノ酸は、11種の非必須アミノ酸と9種必須アミノ酸に大きく分かれる。

必須アミノ酸は人間の体内で生成することができないゆえに、食物から摂るほかないものである。

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必須アミノ酸は、ヒスチジン、トリプトファン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、
の9つをいう。

この必須アミノ酸がそれぞれ1つでも規定値に達していないものと一緒にプロテインを摂っても、体内に吸収されないで終わってしまう、ということが発見されている。

その規定値は、現代では、以下のように規定されている。(mg)

「タンパク質を構成する窒素1gあたりに占める各必須アミノ酸のmg 数で表され、FAO/WHOによる合同委員会が基準としたアミノ酸評点パターンに対する割合で算出される。

タンパク質を構成する窒素1gは、平均すれば6.25gのタンパク質に相当する。


イソロイシン 180
ロイシン 410
リジン 360
含硫アミノ酸(メチオニン システイン) 160
芳香族アミノ酸(フェニルアラニン チロシン) 390
トレオニン 210
トリプトファン 70
バリン 220
ヒスチジン 120 」

必須アミノ酸が3つだけでも、5つだけでもだめで、9つ揃っていなくてはいけない。

しかも9つ揃っていても、それぞれが以上の値に達していないと、そこからタンパク質が抜けて出て行ってしまうということである。

それが、「アミノ酸の桶の理論」という。

桶理論
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9つ全部のアミノ酸がこの規定値に達しているプロテインを、「アミノ酸スコア100」と表記している。

ゆえに、ウェイトトレーニングをする空手家やアスリートにとっては、こういう表記のあるプロテインを選んで買い、そして摂っていく必要がある。

プロテインを摂る1回のたんぱく質の含有量が高いだけでなく、吸収率の高いモノを使わないとダメである、ということである。

あるいは、アミノ酸スコア100の食物を同時にとっていかなくてはいけない。

参考 アミノ酸スコア100の食物

豚ロース、鯵、鶏卵、牛乳、大豆

(100ではないが、アミノ酸スコアの高いものとして精白米(61)、ジャガイモ(73)、キャベツ(53)、トマト(51)、リンゴ(56)があげられる。

いずれか2つをピックアップして食べれば100以上になるので、これらを食べたい人はプロテインと一緒に摂ることをお勧めする。)


昨今の科学は発達していて、その進歩ぶりには慧眼ものである。